【第1回】なぜ1on1は形骸化するのか?
- watanabe nobuyuki
- 11 分前
- 読了時間: 2分
― 「やっている」のに「変わらない」本当の理由 ―

「1on1を導入した」
多くの職場で、こうした取り組みが進んでいます。
ところが現場を見ていると――
週1回やっているが、何を話せばいいかわからない
部下が本音を言わない
やっているのに、チームが変わった気がしない
こういった声が、非常に多く出てきます。
なぜ、1on1は「やっているだけ」になってしまうのでしょうか。
■ よくある誤解:「頻度」や「場」の問題だと思っている
1on1がうまくいかないとき、こう考えがちです。
もっと頻度を増やせばいい
話しやすい場をつくればいい
アジェンダを用意すればいい
ですが、実際にはそれだけでは変わりません。
なぜなら――
👉1on1の問題は「頻度」や「場」ではなく、「何のためにやるか」が曖昧なことにあるからです。
■ 形骸化する3つのパターン
現場でよく見られるのは、この3つです。
パターン 01
「報告の場」になっている
進捗確認や業務連絡に終始し、「話した気になる」だけで終わる。上司も部下も、何かを変えようとしていない。
パターン 02
上司が話しすぎている
アドバイスや答えを出すことが中心になり、部下が「聞かれる場」ではなく「聞かされる場」になっている。
パターン 03
「次の行動」が決まらない
話して終わり。何かが動くわけではない。結果として、「やってよかった」という実感が生まれない。
■ 本質:1on1は「関係性の質」を変える機会
1on1が本来持っているのは、こういう機能です。
部下が「考えを話せる場」をつくること
上司との関係性を、少しずつ変えていくこと
そこから、行動が変わるきっかけをつくること
つまり、
👉1on1は「会話の場」ではなく、「行動変容のきっかけをつくる場」です。
この捉え方が変わらない限り、どれだけ頻度を増やしても形骸化は続きます。
■ まとめ
1on1がうまくいかないのは、「やり方」ではなく「目的の捉え方」の問題
「話す」ことが目的になると、何も変わらない
👉次回は、「1on1で本当に何を変えようとしているのか?」を整理します



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