【第3回|新人・若手層編】
- watanabe nobuyuki
- 19 時間前
- 読了時間: 3分
キャリアに正解はない。でも、問いを持つことはできる
社会人になって、「キャリア」という言葉をこれまで以上に耳にするようになったかもしれません。
どんなスキルを身につけるべきか
この会社で成長できるのか
将来、何をしていたいのか
周囲を見れば、自信がありそうな人もいれば、迷っていなさそうな人もいる。
そうすると、
自分だけが立ち止まっているような気がする
そんな不安を感じることもあると思います。
迷っているのは、悪いことではない
最初にお伝えしたいのは、迷っていること自体は、まったく悪いことではない
ということです。
むしろ、何も疑問を持たずに走り続けられる方が、少し心配だったりします。
仕事を始めて間もない時期は、わからないことが多くて当たり前です。
何が正解かわからない
何を基準に選べばいいのかわからない
そもそも、自分が何をしたいのかわからない
それは、能力が足りないからではありません。
まだ、考える材料が十分にそろっていないだけです。
キャリアは、積み上げるものではなく「考え続けるもの」
キャリアというと、スキルや経験を積み上げていくイメージが強いかもしれません。
もちろん、それも大切です。
ただ、それだけだとどこかで苦しくなることがあります。
なぜなら、
スキルは「手段」であって、目的ではないからです。
そのスキルを使って、何をしたいのか
どんなふうに働きたいのか
仕事を通じて、どんな人でありたいのか
こうした問いがないまま積み上げると、「何のために頑張っているのか」がわからなくなってしまいます。
周りと比べすぎなくていい
新人・若手の時期は、どうしても周りが気になります。
同期の成長スピード
先輩のキャリア
SNSで見かける「成功していそうな人」
でも、
キャリアは競争ではありません。
同じタイミングで入社しても、同じ道を進む必要はありません。
遠回りに見える経験が、あとから効いてくることもあります。
今は意味がわからない仕事が、数年後につながることもあります。
「どう生きたいか」は、少しずつでいい
「将来、どうなりたい?」
そんな質問に、うまく答えられなくても大丈夫です。
大切なのは、大きな答えを出すことではなく、小さな問いを持つことです。
今日はどんな仕事が楽しかったか
どんな瞬間に、しんどさを感じたか
どんな人と働くと、前向きになれるか
こうした問いを重ねていくうちに、少しずつ「自分なりの軸」が見えてきます。
誰かとの対話が、問いを育てる
一人で考え続けるのは、ときにしんどいものです。
だからこそ、対話を大切にしてほしいと思います。
上司や先輩との1on1
信頼できる同僚との会話
仕事の合間の何気ない雑談
完璧な言葉で話す必要はありません。
「よくわからないんですけど…」
その一言からでも、十分です。
問いは、誰かと話すことで少しずつ形になっていきます。
新しい年に、問いを一つ持ってみる
新年は、何かを決めるよりも、問いを持つのに向いている時間です。
もしよければ、今年はこんな問いを心の片隅に置いてみてください。
自分は、どんな社会人でありたいのか。
すぐに答えが出なくても問題ありません。
その問いを持ちながら働くことで、日々の経験が、少し違って見えてくるはずです。
連載を終えて
この連載では、経営層・管理職・リーダー・新人若手と、
立場を変えながら「キャリアとは何か」「どう生きるか」を
考えてきました。
立場が違っても、根っこにある問いは同じです。
キャリアとは、
どう生きるかを問い続けること。
この連載が、あなた自身の問いを育てる小さなきっかけになれば幸いです。

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